BOLTED

完璧なボルト締結を目指す

【国内事例】スーパーボルト:JFEスチール様

18 10月 2017
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テキスト: 岡田 圭佑&ニック・タウンセンド

スーパーボルトが変革する
製鉄所熱延設備の締結

※本記事はBOLTEDマガジン 2017年第2号に掲載されたものです

 

JFEスチール 西日本製鉄所は、2,510万㎡の敷地面積を誇る世界最大級にして最も先進的な製鉄所

です。全ての製鉄所がそうであるように、製鉄所内の作業環境には事故発生の危険性が常に存在

します。中でも熱間圧延と呼ばれる圧延工程は、鉄の再結晶温度である450℃以上の温度で鉄を薄く

鍛え上げる過酷な環境となります。だからこそ、 JFEスチールは作業の効率化だけでなく安全性向上

の取り組みを日々積み重ねて来ました。

近年まで、西日本製鉄所 倉敷地区のM100を超える熱延設備の減速機とピニオンスタンドのボルト

締結には、天井からクレーンで吊るした300KGもの分銅を打撃レンチに打ち付けるという方法以外に

選択肢がありませんでした。お寺の鐘つきの 要領で、油の付着した仮設の足場の上で最低3名の

作業者が分銅を引き、1名が支える打撃レンチに打ち付けることで巨大なナットを締めこんで行く

というものです。この作業はクレーンのオペレーターを含めて最低5名が必要で、ボルト1本当たりの

締結に1時間を要します。また、いくつもの安全面の課題を抱えた作業でもありました。

 

しかしスーパーボルトの採用以降、ボルト1本当たりの締結時間は単独作業で15分で完了し、事故

リスクも全て解消することができました。1組の減速機とピニオンスタンドで合計8本あったボルトの

締結作業時間は大幅に短縮され、安全性と生産性向上に留まらず、熱延設備の運転停止時間も大きく

削減されています。事実この倉敷地区だけで なく福山地区、そして知多製造所でもスーパーボルト

が採用されているということが、その効果の証しと言えるでしょう。

 

►【動画】スーパーボルト製品説明動画はこちら

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