ノルトロック・ホイールナット

ダカールラリーの想像を絶する環境下でも全く緩まなかった信頼性を

ノルトロック・ホイールナットはフランジナットにノルトロックワッシャーが予めアセンブリされた組み込み型製品です。車両ホイールの緩みから来るタイヤの脱落は、単にタイヤを失うということ以上に、設備や人命を巻き込んでしまう重大事故に繋がります。

タイヤ脱落事故の現状

イギリスでは平均で年間400件ものタイヤ脱落事故がトラックから発生しており、うち134件は別の車両や設備の物損事故となり、また27件の致傷事故、7件の死亡事故を含んでいます(英国運輸省発表資料)。アメリカにおいても、米国国家安全運輸委員会の発表によると、タイヤの脱落事故件数は、平均で年間1,000件に上ります。これは報告されている事故だけでも、およそ1日3件、1週間で20件は発生している計算になります。ノルトロック・ホイールナットは、ノルトロックワッシャーのウェッジロッキング機構によって、常に振動に晒されながら大型車両の全重量を支えるホイール締結が緩むことを物理的に防止します。

ダカールラリーでも「全く緩まず、増し締めが不要になった」

時に気温が45℃を超えるとも言われる気候の中で、山岳地帯、砂漠地帯、湿地帯などの想像を絶するコースを走るダカールラリーに出場する車両にノルトロック・ホイールナットが毎年採用されていることからも、その確固たる性能がお分かりいただけるのではないでしょうか。ダカールラリーに帯同したメカニックは、ホイールナットをノルトロックにして以降、全く緩むことがなくなり、過去には毎夜必要だった増し締め作業すら不要になったと語っています。

 

シンプルな方法で安全を守る

Nord-Lock safe wheels

ノルトロック・ホイールナットの締結原理は、ノルトロックワッシャーと同じウェッジロッキング機構です。ナットに2枚のワッシャーがカム面同士を向き合わせにして一体化されており、カムの角度”α”がピッチ角”β”よりも大きくなっています。ホイールナットを締めるとノルトロックワッシャーのリブが締結面にしっかりと食い付くことで、動ける部分はカム面のみとなります。そして、カムのウェッジロッキング効果で、ホイールナットの回転を止めることができます。これにより、ホイール締結部のナットは戻り方向に回転することが物理的に妨げられ、緩みを起こすことができません。

 

製品カタログのダウンロード:

■ノルトロック・ホイールナット製品カタログ(ダウンロード版1.33MB)

 

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