Steel, Forging & Other Presses

製鉄製鋼およびプレス業

産業を支える重量物を稼働し続けるには、ボルト締結部にも細心の注意を払わなければならない。

きらびやかな金や銀に目を奪われがちですが、鉄鋼ほど重要な原料は他にないでしょう。社会における鉄鋼の重要性は非常に高く、鉄鋼の生産量が社会の経済成長レベルをそのまま示すと言っても過言ではありません。鉄鋼の骨組みは橋梁から飛行機、船舶、自動車、電化製品や工具に至るまで、あらゆるものの構造の基本となります。さらに再生可能エネルギー業界や建築業界でもメインとして扱われる材料です。

鉄鋼産業は産業革命以来様々に姿を変えてきましたが、今でも需要が高く生産性を求められる産業です。そのため、常に錆や強い振動、激しい温度変化にさらされる厳しい環境においても、ボルト締結部が緩むことがあってはいけません。ボルトの緩みが原因で緊急メンテナンスや修理が必要となれば、生産の遅れがコストを直撃するのです。

ノルトロックのウェッジロッキングワッシャーやスーパーボルトのテンショナーなどのノルトロックグループ製品は、手早く簡単に使うことができ、ボルトを確実に固定することができます。これにより安全性が高まり、生産性が向上し、メンテナンスの頻度が減り、ライフサイクルが長くなります。これらのメリットにより、世界中の製鉄製鋼業界で採用くださるお客様がどんどん増えています。

製造の現場では部品作りに様々なプレス機が活躍しています。このような重量物を稼働し続けるには、ボルト締結部にも細心の注意を払わなければなりません。

鍛造部品、成型品、型材…大型のプレス機は毎日、これらの部品を素早く効率的に産み出しています。プレス機がより大規模になるに従って、ボルト締結部にもより過酷な条件が要求されます。多くの場合、今日の市場において有効なソリューションはただ一つ、スーパーボルトのマルチジャックボルト・テンショナー(MJT)だけです。

スーパーボルトのテンショナーは、どんなボルトサイズ、どんな大きさの支柱やタイロッドでも一般的な手工具だけで簡単に締め付けることができ、費用も大きく抑える事ができます。スーパーボルトのテンショナーは40インチ(約1000mm)のサイズまでの支柱(5万トンプレス)に対応しています。

スーパーボルトのテンショナーは鍛造プレス機への採用実績が最も多いですが、鋳造、形成、型材、射出形成、押し出し形成や、ベニヤ板、パルプ、ゴム製品等の産業用のプレス機、あるいは業務用ランドリー用の大きなプレス機にも使われています。プレス機の活躍の場は今後も多様性を増すことになるでしょうが、ノルトロックグループはお客様のどんな要求にも応えられる、安全で信頼性の高い製品を揃えています。

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