【NETIS事例】イノベーションを求め人々に貢献し、社会から必要とされる企業(マエダ電気工事株式会社様)

 マエダ電気工事株式会社は創業57年と沖縄本土復帰前から続く電気工事の老舗企業である。同社では電気工事を主軸に高圧受電設備保守管理等も行っており、民間の工事のみならず公共工事、沖縄本島のみならず離島までとサービス提供の幅も非常に広い。(事例はこちら)例えば沖縄本島から東に約340km(京都東京間とほぼ同じ)の南大東島では生活水に必要な海水淡水化施設の電気工事も行っており、文字通り島民の生活を支えている。

 同社が特に力を入れているのは、「スピード」である。電気工事はどの電気工事会社が行っても同じと同社取締役真栄田様は話すが、お客様が困った時など迅速に工事を行えるように常に全社員が意識をしており安全を提供する為の品質と速度へのこだわりは強い。同社の注力するスピードと品質を支える為、人材育成に非常に力を入れている。同社では入社した社員に対し、入社直後に技術的なOJTのみならず、社長が直接経営理念と財務諸表の読み方を教える。そして、財務データは全て社員にオープンにされており、役員報酬や現在保有しているキャッシュ残高などもそれらに含まれる為、全て包み隠さず全社員に共有している。こうした情報共有はエンゲージメントを高める結果となっており、経営方針の一部である「やりがいのある職場」「社員の資質の向上」(ページ下部参照)を見事に実現し、社員の高いモチベーションを高め、その結果お客様へのスピード、高い品質を提供できるのである。

 また、10年ビジョンとして「こんな会社にしたい」という社員の夢を集め、300位あった声をまとめ、イラスト化(左図)することでわかりやすく可視化し、経営理念、毎年更新される経営計画書と共に社員全員がいつでも見ることができるように工夫されている等、社員が成長できる基盤を提供し非常に大切にしている。

 

次のステージへ

 マエダ電気工事株式会社が次に目指すステージはNETISなどを活用した新技術を導入し、品質を更に向上させることであるが、それは公共事業を行う企業として厳しい沖縄の環境下でも住民や観光客など全ての人に安心を与えることである。沖縄県の塩害による土木建造物の腐食速度は全国比の約10倍であり、台風の接近数も沖縄・奄美の年間接近数は約7.6回と沖縄・奄美を除く全国平均5.6回と比較しても多く、瞬間最大風速が70メートルになる甚大な被害をもたらしたことも過去にある為、塩害対策・台風への対策は必要不可欠である。ちなみに、瞬間最大風速70メートルともなるとアスファルトが剥がれ、鉄塔が曲がる等甚大な被害をもたらす。そこで同社ではNETISを利用した新技術を採用し、同社が設置修繕を行う国道照明を始めとする設置物の倒壊の防止など様々な創意工夫を以て人々に安心を提供している。

 

沖縄が抱える問題とその問題克服への挑戦

 沖縄の県都那覇都市圏人口は約90万人であり、人口密度も東京・大阪・名古屋の三大都市圏に次ぐ大きな都市圏を保有している。しかし、都市が大きい故に道路渋滞も非常に多い等の課題も多く、特に本島西側の国道58号線は頻繁に渋滞が発生する。そうした問題解消の為、沖縄県では沖縄本島の南北軸の整備が急務であり、西側の海岸線を走る国道58号線、本島中央を縦断する沖縄自動車道、東側の海岸線を走る国道329号線の整備とその東西連絡を行う為の道路整備を「ハシゴ道路」と称した幹線道路網の強化を行っている。また、前項にて述べた様に自然災害の多い背景から道路整備プログラムの中に「災害に強く安全、安心な暮らしを支える道路」といった内容が基本方針の中に含まれている。今回、マエダ電気工事株式会社は「ハシゴ道路」整備の東側の重要な柱である国道329号線整備の一部である与那原バイパス(延長4.2km)の電気工事を担当している。同社では今回7つの新技術を国道照明に採用し、その内の一つにノルトロックワッシャーが含まれる。同社島袋様は今回の工事受注に際し様々な新技術採用を検討していたが、弊社のユンカー振動試験を確認頂き安全性を確認した上で今回採用に至った。ノルトロックワッシャーはシングルナットで十分な効果を発揮できるものの、内閣府沖縄総合事務局からの依頼もあり今回はダブルナットでの施工を行っている。しかし、島袋様の試算ではダブルナットからシングルナットになると照明1本あたり10分程度は短縮できる可能性がある為、今回の与那原バイパス工事の様に約100本設置を行うと合計で16.6時間程の施工時間が削減できるとのこと。また、同社では工事を担当した社員それぞれが受注した工事の売上、経費、粗利を把握し、利益に対して労働時間がどの程度かかったかを算出しており、労働改革の一環としても役立てている。

 公共インフラは誰もが使う国民の財産である。そして、災害で道路が寸断されると物流の停止や傷病人搬送が困難になるなど国民の生命に関わる問題でもある。マエダ電気工事株式会社ではそうした安全性の重要さを深く理解し、その結果として倒壊しない強い施工を行う為、新たな技術を求め、採用し人々に安心で安全な光を人々に提供している。同社は次の10年も経営理念に則り夢を叶えながら、人々を照らしてくれる会社であり、ノルトロックグループとして同社が行う安心安全なサービス提供にこれからも貢献させて頂きたい。

場所:日本沖縄県

アプリケーション:国道照明

ソリューション:ノルトロックワッシャー

 

マエダ電気工事株式会社-経営理念

  1. 人の役に立ち社会から必要とされる企業であり続ける経営をします

  2. やりがいのある活力に満ちた職場を目指し、社員とその家族が明るく豊かな生活を営むことのできる経営をします

  3. 社員の資質の向上が組織の発展である

 

引用元

  1. 公益社団法人土木学会

  2. 気象庁

  3. 沖縄県道路整備プログラム

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