スーパーボルトで水力発電設備の施工・メンテナンス課題を解決
水力発電設備のタービンは、大型でアクセスしにくい構造のため、施工やメンテナンスにおいてさまざまな課題があります。あるお客様では、高い軸力を確実かつ長期間維持することが大きな課題となっていました。
締付けが難しく、ボルトの緩みが発生
水力発電設備ではさまざまな締結方法が採用されていますが、この北米のお客様では、六角穴付きボルトを六角レンチで締め付けていました。しかし、タービンのガイドベアリング分割部のボルトは非常に狭い場所に配置されており、必要な締付け工具が十分に使用できませんでした。そのため、要求される高い軸力を確保することが困難でした。
適切な軸力で締め付けることが難しかったため、ボルトは時間の経過とともに緩みが発生しました。これは設備の安全性に影響を及ぼすだけでなく、ボルトの再締付け作業が繰り返し必要となり、メンテナンスコストの増加や長時間の設備停止につながっていました。
お客様が求めていたのは、低い締付けトルクでありながら、高い軸力を確保できる締結ソリューションでした。その答えがSuperbolt®(スーパーボルト)です。
一般的な手工具で高軸力を実現
お客様の用途と課題に合わせて、Superbolt®(スーパーボルト)マルチジャックボルトテンショニング(MJT)チームは、次回の定期停止までにカスタマイズしたSB8マルチジャックボルトテンショナーを製作・納入しました。スーパーボルトの導入により、オペレーターは狭いスペースでも一般的な手工具だけでテンショナーを取り付けられるようになり、高い軸力を維持したまま、安全かつ効率的な施工を実現しました。
“スーパーボルトは、当社の用途に最適なソリューションだと考えています。”

水力発電業界を支え続ける長年のパートナー
スーパーボルトは長年にわたり、発電業界におけるさまざまな締結課題の解決を支援してきました。今回のように、水力発電設備ではアクセスが困難な場所で高い軸力が求められるケースが少なくありません。高い軸力を小さな締付けトルクへ分散するスーパーボルト独自のシンプルな設計は、このような課題を解決する理想的な機械式テンショニングソリューションです。