スーパーボルトテンショナーの取り付け・取外し作業を、より迅速に行うにはどうすればよいのでしょうか?
Superbolt®(スーパーボルト)テンショナーの作業時間を短縮したいとお考えですか?現場に最適な“チーム”を編成しましょう。本記事では、Superbolt Tool(スーパーボルトツール)や Single Jackbolt Tool(シングル・ジャックボルト・ツール)といった専用ツールに加え、現場ですぐに活用できる実践的なポイントもご紹介します。スーパーボルトテンショナーの取り付け・取り外し作業を、より迅速に、安全に、そして効率的に行う方法をご確認ください。
取り付け作業をより簡単かつ迅速に行えるよう設計された スーパーボルト・マルチジャックボルトテンショナー(MJT)は、従来のボルト締結方式に代わる新たなスタンダードとして採用が広がっています。特に大径ねじへの用途では、高い信頼性、安全性、そして現場で大いに喜ばれる作業を提供します。MJT 最大の特長のひとつは、作業の容易さです。MJT のサイズに関わらず、一般的な手工具のみで作業者1名による安全かつ迅速な取り付け・取り外し作業が可能です。突発的なダウンタイムや定期メンテナンスでは、わずかな時間差が生産性やコストに大きな影響を与えます。
では、スーパーボルトテンショナーの取り付け・取り外し時間をさらに短縮するにはどうすればよいのでしょうか?トルクレンチは基本となる工具ですが、用途や作業環境に応じてさまざまな方法を組み合わせることができます。
- スーパーチームを編成: フランジ用途では、2名の作業者が 180º 対向位置でトルクレンチを使用し、OEM 推奨の締付パターンに従って作業することで効率を高めることができます。また、エア式または電動インパクトツールを併用することも可能です。
- インパクトツールの活用: 目標トルクの100%~120%の出力を持つエア式または電動インパクトレンチは、初期締付工程で非常に効果的です。テンショナーが適切に着座した後は、手工具による最終締付を行うことを推奨します。作業スピードと締付精度の両立が可能です。
- トルクスティック(Torque Limiting Extension Bar)の活用検討: 迅速かつ正確に目標トルクへ到達したい場合、トルクスティックも有効な選択肢です。トルク値ごとに色分けされているため、現場での識別や使用も容易です。
スーパーボルトは、取付作業の効率向上を目的として、2種類の強力な専用ツールも提供しています。
- シングルジャックボルトツール: シンプルさと作業効率を追求して設計されたツールで、繰り返し作業による負担を大幅に軽減します。コードレスかつポータブル設計により、MJT の締付・緩め作業を容易に行うことができ、現場での迅速かつ効率的な作業をサポートします。操作方法も非常にシンプルです。まず目標トルク値を入力し、ツールをジャックボルトにセットしてリアクションアームを固定します。その後、トリガーと安全ボタンを操作することで、スムーズに締付・緩め作業を行うことができます。
- スーパーボルトツール: UniForce Technology(ユニフォーステクノロジー)を採用したスーパーボルトツールは、すべてのジャックボルトを同時に締め付けることが可能です。作業時間を大幅に短縮できるソリューションであり、特定用途向けに設計されています。お客様の使用条件に適しているかどうかについては、スーパーボルトのエンジニアがご相談を承ります。
取り付け効率をさらに向上させるための追加ポイント:
- スタッドおよびワッシャーの潤滑: 新品のスーパーボルトテンショナーにはあらかじめ潤滑処理が施されていますが、メンテナンス後に再取り付けを行う際には、ジャックボルトねじ部およびワッシャー接触面へ十分に潤滑剤を塗布してください。これにより、よりスムーズな取付作業と適切なトルク・軸力比の維持が可能になります。
- 推奨締付パターンの順守: すべてのスタッドで90º間隔に配置された(4本の)ジャックボルトを先に締め付けます。100%トルクに達した後、残りのジャックボルトを円周方向に締め付けてください。4本または6本のジャックボルト仕様の場合は、すべての工程でスター締付パターンを使用してください。
- ソケットの選定: 六角部には高い応力が加わるため、高品質な6ポイント・インパクトソケットの使用が必要です。現場には予備ソケットを十分に準備し、摩耗の兆候が見られた場合は速やかに交換してください。ソケットの状態は、作業効率と安全性に直接影響します。
取付前には、必ず製品に付属するスーパーボルトの取付・取外し手順書をご確認ください。さらに詳細なサポートが必要な場合は、スーパーボルト カスタマーサポートまでお問い合わせください。