スーパーボルトで生産性を向上 ― 狭いスペースでの締結作業を効率化
米国のある製造工場では、高品質なライフル用真鍮薬きょうを製造しています。高性能な製造設備を安定して稼働させ、高品質な製品を生産し続けるためには、狭いスペースでも容易に施工できる締結ソリューションが求められていました。
よりシンプルな施工を実現するために
このお客様の設備では、六角ナットが機械内部の狭い場所に設置されていることが多く、締付けや取り外しに多くの時間と労力を要していました。さらに、締付けトルクは3,000ft-lbs(約4,070N・m)を超えるため、オペレーターはナットを緩めるだけでも長時間の作業を強いられていました。

狭い作業スペースと高い締付けトルクという条件は、作業者への大きな負担となるだけでなく、組立作業を複雑にし、作業ミスのリスクも高めていました。こうしたミスは、高精度な真鍮薬きょうを製造する設備の性能にも影響を及ぼす可能性がありました。

MJTナットタイプテンショナーの導入
オペレーターの負担を軽減し、施工時間を短縮するため、Superbolt®(スーパーボルト)マルチジャックボルトテンショニング(MJT)チームは、機械式テンショニングソリューションであるナットタイプのマルチジャックボルトテンショナー(MJT)を提案しました。お客様の用途に合わせて、ナット径、ねじピッチ、外形寸法を最適化したMJTシリーズを採用することで、既存設備への確実な適合を実現しました。

作業効率の向上とさらなる導入へ
スーパーボルトの導入により、ナットの締付け・取り外し作業は大幅に簡素化されました。各MJTの取付け時間は10分未満で、必要な工具はトルクレンチのみです。これまで狭いスペースで何時間も費やしていた締結作業が大幅に短縮され、作業効率が向上しました。現在では、お客様はその効果を高く評価しており、設備内の他の締結箇所への追加導入も計画しています。