安全に輸送する

フランスやもっと遠く離れた中国北部、韓国、米国、さらにはドバイでスキーをするのが好きであろうと、ゲレンデの頂上まで歩いて上がる人はいないでしょう。リフトかロープウェイに乗るはずです。そして、あなたを目的地へ迅速かつ安全に連れて行ってくれるケーブルシステムは、高い確率でフランス企業ポマ社(Poma)が設計・製造したものです。

地上から高低差大小の空間をあけてケーブルからぶら下がっているゴンドラの中で座っていたり立っているとき、たぶんあなたは、このケーブル輸送システムは絶対に安全だろうか、と考えたことがあることでしょう。そして、その答えは「イエス」です。

1つはフランス、そしてもう1つは米国で、1936年に2つのスキーリフトが建設されたため、世界初のスキーリフトを誰が作ったか議論されています。フランスのものは、ポーランド生まれのフランス人、ジャン・ポマガルスキの着想によるもので、ポマガルスキは、フレンチ・アルプスの町グルノーブルで育ち、アルプ・デュエズに最初のスキーリフトを建設しました。

今日、彼が設立したポマ社は、何度もオーナーが変わったものの、企業活動の70%は、未だにスキー産業に関係しています。残りの分野は、都市交通、観光、科学、産業です。

南米では、ロープウェイは、ただの輸送システム以上のものとなっています。というのも、以前は立入禁止区域だったスラム街が、ロープウェイによって、世間から受け入れられる場所に変わったのです。ポマ社は、コロンビアのメデリンに、公共交通機関としっくりと溶け込むように、最初のロープウェイシステムを建設しました。丘の中腹にあり急な階段でしかアクセスできない居住区の住民は、街中心部までの通勤に2時間半超かかっていたのが、このロープウェイによって、たった数分に短縮することができました。これが大当たりとなって、今では、このようなロープウェイが南米の街に6ラインあります。「人々は、この設備の設置に多大な敬意を表しています」と、ポマ社のイノベーション&製品担当副部長のエドゥアール・ドヴィレールさんは話します。「住民は、自分達のロープウェイ、メトロケーブル®をとても誇りに感じており、警察さえ立ち入らなかったかつての立入禁止区域でロープウェイを降りると、人々がカフェでお茶を飲み、子供たちが遊びまわり、公共図書館があることなどからその成功を実感することができます。」

ブラジル、リオデジャネイロ当局が、同様のプロジェクトを自分達の街で始めてほしいとポマ社に話をもちかけ、2011年7月、リオの中心部とコンプレクソ・ド・アレマンのファベーラ(貧民街)を結ぶ、ロープウェイシステムの第1号が稼働しました。このラインは、全長3.5km、駅は6つあり、使用している152個のゴンドラは、各ゴンドラが10人の乗客を乗せることができます。最初の駅(Bonsucesso:ボンスセッソ)から最後の駅(Palmeiras:パルメイラス)までは、ロープウェイ設置前は1時間かかっていましたが、今では17分で行くことができます。2012年5月までに、すでに2百万人の乗客を運びました!

ルーズベルト島とマンハッタンを3分で結ぶ最古の都心ロープウェイを、ニューヨークで見つけることができます。元々は一時的な措置として建設され、島に地下鉄が建設されたものの、「ルーズベルト島ロープウェイ」は今でも一番人気の交通手段のままです。この例も、公共交通機関にしっくりと溶け込み、最近ではポマ社の全面改修も行われました。

カイロ国際航空の3つあるターミナルを結ぶミニメトロ®(自動人輸送手段)でポマ社が初めてアフリカに乗り込んだタイプのケーブルカーは、ケーブルで引っ張っているものの電車のように見えるため、外観が少し違います。ものすごく静かで、毎秒13.5メートルという速さ(普通のつり下げ型が3~5メートル/秒)で滑走するこのシステムは、空港がもっと効率のよいハブとなるための活動の一環として、2012年4月から稼働しています。

ケーブルカーでの移動は、普段とは違ってワクワクするものであり、また成長を続ける経済というのは、一層の余暇を意味し、つまりは観光客の増加を意味するため、アジア各国の当局は、観光地をより魅力的にするため、ロープウェイの採用を決めることがよくあります。

最も見応えのあるものの1つが、ベトナムのニャチャンにあるロープウェイで、南シナ海からヴィンパールの遊園地まで観光客を運んでいます。各ゴンドラには8人まで乗ることができ、海抜40~60メートルの高さで3kmに渡ってつり下げられています。もう1つの迫力あるロープウェイの旅は、中国の張家界にある天子山までのほぼ垂直に進む7.5kmの旅です。

しかし、最終的な用途がなんであろうと、「当社がお客様に販売する製品は安全です」と、ドヴィレールさんは強調します。「当社のビジネスは、他の交通手段では安全性を確保できない場所で人々を輸送することであり、安全は最優先事項です。そのため、当社では2002年から、重要なボルトにはノルトロックワッシャーを使用していますが、それは、ノルトロックワッシャーだけが、市場に出ている製品の中で、当社が求める品質と安全性を満たす製品だからです。別のブランドの製品を使用して信用を失いたくありませんからね」

データ:ポマ社(POMA)、フランス、ヴォルップ
事業内容: ケーブルを使用した公共交通機関の設計および製造
所属: ハイテクに投資する持株会社で、グループでスキーリゾートでの総合的な設備を提供する。
設立: 1936年、ポーランド系フランス人技師ジャン・ポマガルスキにより設立
年間売上高 263百万ユーロ
従業員数: 850人
ボルト固定方法: ノルトロック

ビジネス面からの主張
以下は、ノルトロックワッシャーがポマ社にもたらす利点です。

  • 安全性– 厳しく危険な場所の上空で人々を輸送するために必須。
  • 保証済み – 偽造ワッシャーにはリスクが伴う。
  • 確実性 – 決して緩むことがない。
  • 使いやすさ – 必要な保守の際には、ボルトを緩めることもできる。
  • 適応性 – どのボルトにも使用可能。

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