Washers keep airplanes in the air

マレーシアのサラワク北東部にあるミリという沿岸部の町で空を見上げると、ノルトロックワッシャーがラジコン飛行機に乗って空を飛んでいる姿が見られるかも知れません。

この個人向けラジコン飛行機は、ビョンド・ホライゾン社によって販売されているものですが、同社はドローンを使って企業向けに写真や動画の空撮を行っている会社でもあります。

「ドローンと違い、当社のラジコン飛行機はガソリンエンジンを積んでいます。」とビョンド・ホライゾン社のファズリ氏は自社製品を解説してくれました。「ガソリンエンジンは振動が激しく、トラブルが付き物です。フレームが木製で、エンジンとその周辺部は鉄製なのですが、それらを締結するボルトが、たった4~5回のフライトで緩んでしまうんです。」ファズリ氏は同社のラジコン飛行機は構造上、エンジン部付近を修理するのがとても難しく、そのためボルトの緩みは大変な問題だったのだと言います。しかし、ファズリ氏の友人にノルトロックの販売を行うマユラ・エンジニアリングに勤務する方がおり、ファズリ氏に奨めてくれたのだそうです。


「試しに1箱買ってみようかという気持ちで頼んだんですが、今では飛行機を組み立てる時に私の方が自社のお客様全員に奨めていますよ。」とファズリ氏は笑います。「ノルトロックワッシャーを使えば増し締めをする必要が全くなくなり、エンジンもずっと元の場所にキープされます。もしボルトが外れて飛行機から鉄製のエンジンが落っこちて来たりしたら、それはもう大問題ですからね。」ファズリ氏はラジコン飛行機を販売しているだけでなく、彼自身もラジコン飛行機の愛好家です。

「1997年からやってます。趣味でね。面白いですよ。週末にのんびりとラジコン飛行機を飛ばしていると、まるで本物の飛行機に乗って空を飛んでいるような、何とも言えない良い気分になるんです。あなたも1台、いかがですか?」

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