タイムも走行距離も最低限で抑える必要がある

高さ60mの切り立った崖に囲まれた暑さにうだる石灰採石場で、1台のトラックがぬかるみの勾配の上に殆ど垂直に止まって空運転している。世界レベルのスキーヤーも二の足を踏むような険しい斜面だが、ドライバーはじりじりと前進し、13トンの車両をトラックの幅より辛うじて広い幅の下手にあるゲートに向かってコントロールしながら横滑りさせ、巧みに導いて行く。

このスポーツの名前はトラックトライアル、ドライバーは、マーセル・ショオーさん。現ヨーロッパ・チャンピオンであり、HSショオー・チームのスター・ドライバーだ。ノルトロックのドイツ・チームの協力で、ノルトロックのホイールナットがこの巨大なトラックの8輪全部に取付けられ、テストされた。「このような下降斜面を運転している時に、車輪が安全だと確信できることは心強い」と競技参加4シーズン目の29歳になるショオーさんは言う。「かなり手強い場面もあったけれど、ノルトロックのホイールナットを取り付けてから車輪が揺るんだことはありません」。

トラックトライアルの極端な地形はホイールナットの試験に理想的だ。途方もない急降下の斜面をスライドしないよう下降する時、パワーアップして急斜面を登る時、トラックはコースを跳ねまわり、飛び出し、ぐらつき、シャシーは捻れ、車軸は打撃を受ける。

「Bolted」誌は、シュトゥットガルトの北東にあるクライルスハイムの近くで行われたHSショオー・チームのホームイベントに取材した。ショオーさんは、シーズン2回目のこのラウンドでは最初のレースをバネの破損で逃したものの、フランスのリヨンでの第一ラウンドの優勝で、タイトル保持に大きな希望を持っている。

トラックトライアルは、最大限に挑戦的な地形上で大型車両を高度な精度で動かす、言わば「芸術」である。6シーズン目のショオーさんのトラックの計器に示されるのはわずか3000kmにすぎない。度胸、忍耐力、運転技術、そして車両の重さと接触した時の柔らかい地形の作用の仕方に鋭敏な理解が必要とされるスポーツだ。スーパーマーケットのパーキングで駐車が難しい人にはお薦めできないスポーツである。

ゲートを倒す、通り損なう、ゲートの間で前後進の操作を6回以上行うなどは違反として、ペナルティの点に加算される。レース終了後、ペナルティの点が最も少ないドライバーが優勝する。「前もってコースを歩き、プランを立てます」とショオーさんは説明する。「でも、必ず思った通りに行くとは限らないので、プランB、プランC、プランDも立てておきます」。

ショオーさんのMANトラックは、ノルトロックのホイールナットの他に、シャシーの要所にノルトロックのワッシャーも組み込まれている。「この地形にタックルするために、トラックには大きな融通性が必要で、過去、ボルトの緩みによる多くのトラブルがありました」と彼は言う。「現在はそういったトラブルもノルトロックの使用により解消されました。ノルトロックから得られる安心感こそ、私がノルトロックに惚れた理由です」。

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