【採用事例】オールエナジー・マネジメント社(USA)(風力タービン)

遡ること約2年前。アメリカのオールエナジー・マネジメント(AEM)社は人材育成会社を設立し、技術者の育成に大々的に取り組み始めた。

 

  • 顧客:オールエナジー・マネジメント社(USA)
  • 業種:風力発電
  • 場所:アメリカ・ウィスコンシン州
  • 製品:風力タービン 1,000基
  • 採用製品:エクスパンダー・システム(オーバーサイズ・スリーブ)

 

目的はイギリス、アメリカ、カナダ、そしてイタリアの4ヵ国で1,000基もの風力タービンにメンテナンスサービスを提供するためだ。同社がそのメンテナンスに着手した時、風車のブレードとローターの継ぎ目に挿し入れられたピンとローター側のピン穴双方が、稼働開始から間もないタイミングであるにも関わらず摩耗しているのが見つかった。当然補修作業が必要になるが、建設前の組立作業であれば肉盛溶接で摩耗部を補完後、ドリル等でピンの穴径と合うよう調整する穴加工を行うことも可能だが、風車のタワー上でそれを行うことはブレードの重量や作業スペースを考えても、到底不可能だった。唯一考え得る手段は、ピンとローター自体を交換してしまうことだったが、およそ10日間の作業と15,000ドル(約165万円)ものコストが必要だったのだ。そうしたタイミングでAEM社は、あらゆる可動部の摩耗を解決するというエクスパンダーに出会う。作業日数を短縮し、摩耗の再発を防ぎ、安全に作業が行え、尚且つ劇的にコストを削減する。そんな、ある意味では夢のようなソリューションを求め、同社はエクスパンダーと協議を開始した。結果、エクスパンダーはローター側の穴の摩耗度に合わせ、どの穴にも完全にフィットするようエクスパンダーのピンとオーバーサイズの拡張スリーブを3種ずつのセットにして提供。部品点数が減れば、作業はよりシンプルに、短時間で終えられるが、エクスパンダー・システムはそれに加えて、独自の機構でピン径が穴の内部で拡張し、摩耗の原因となる穴のクリアランスを完全に埋めてしまう。つまり、摩耗の再発も防止できる。AEM社はその後エクスパンダー・システムを活用し続けている。その結果を同社のオペレーションズ・マネージャー、イアン・スリガー氏は具体的な数字を挙げて示してくれた。「作業者4人がかりで3日間必要だったタービンの補修が、今や2人で1日かかりません。エクスパンダーの人たちは皆、とても手厚くサポートしてくれますし、製品にも大満足です。浮いた人数と時間で他の仕事をこなすこともできるわけですからね。」

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