さようなら、可動部のガタつき。

エクスパンダー・システムは、取付後にピン穴内の隙間を埋める独自技術で可動部のガタつきを完全解決。その秘密は取付後にピン穴内の隙間を塞ぐ独自技術にあります。

車両の型名とピン位置だけで、すぐに概算見積

エクスパンダーは、これまで世界中であらゆるメーカーのあらゆるモデルに製品を供給しており、その全てがデータベースとして蓄積されています。そのため、多くのケースでご使用の車両メーカーと型名、ピン位置をご指定いただくだけで即、概算のお見積がご用意できます。尚、ピン位置は下のピン位置確認票の番号で指定いただくと確実です。

>>ピン位置確認票

右のフォームよりお問合せ後、弊社からは即、概算のお見積をお送りいたします。その後ご発注いただく際には、その可動部の採寸を行った上で製品を設計してお届けします。その際にご希望の納期もお伝えください。お急ぎの場合には最短納期でのお届けができるようご提案いたします。

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可動部は必ず摩耗し、ガタつきを起こす

重量物を持ち上げたり運搬したり、作業に伴う衝撃や振動を繰り返し受けるうち、重機や設備機器の可動部は次第にガタを起こします。正確な作業ができず、作業効率の低下や工期遅延の原因にもなりますが、狭い日本では騒音による近隣住民からのクレームも対処すべき問題です。

バケットピンなら多くの場合がブッシュを交換すれば対処できるものの、わざわざバケットをバラしてブッシュを入れ替える作業は手間と時間がかかる上、過酷な作業が行われる現場では、ブッシュ自体を消耗品のように頻繁に交換するケースもあります。

ブームの根元やアームとのリンク部になると、多くの場合はブッシュが無く摩耗を自前で補修するのは至難の業です。サービスに依頼して、摩耗分を肉盛した上で日数とコストを要する穴加工による補修を受ける必要がありますが、その期間中は車両が使えず仕事になりません。しかも一般的なピンを使用する限り、可動部の摩耗は何度でも再発してしまいます。

ノーベル財団の「開発賞」受賞製品

1986年にスウェーデンのオートヴィダベリという小さな町でエクスパンダー・システムとして製品化された独自技術は、翌年の1987年、スウェーデン産業大臣(現 産業技術革新大臣)とノーベル財団よりアルフレッド・ノーベル記念革新技術開発賞を受賞。以来ヨーロッパを中心に、建設業や土木、解体、鉱山採掘、トンネル掘削や削岩、産廃処理やリサイクル業等で使用される重機や設備機器に普及。製鉄所や製紙工場、タイヤ工場等の生産設備にも広がりました。

90年代には北米に進出したエクスパンダー・システムは、2006年にアイオワ州デウィットに自社工場を設立。更にシェアを広げ、2016年にはボルトの緩みを物理的に防止するワッシャー「ノルトロック」で知られるノルトロックグループの一員となり、2018年末からは日本国内でも製品の製造が開始されています。現在では世界で100万本以上のエクスパンダー・システムが、6万を超える機器や車両に導入されていますが、その最大の理由は「摩耗の対策品」としての信頼性の高さです。

エクスパンダーの仕組みは?

優れた技術の原理はいつもそうであるように、エクスパンダーの仕組みも至ってシンプル。可動部ピン穴の摩耗は、ピン穴内の「遊び」となる隙間の中でピンが動いてしまう点に原因があります。キーとなるのは「ピン穴内の隙間」。エクスパンダー・システムは一言で言えば、このピン穴内の隙間を埋めてしまうことでピンが動けない状態を作り出す製品です。両端にテーパーを切ったピンに、拡張スリーブ、テンションワッシャー、そしてボルト(またはナット)で構成された本製品は、ボルトやナットを締める一般的な工具(トルクレンチ)があれば、誰でも簡単に、その場で取付が行えます。径の小さなピンなら15分から30分もあれば取り付けでき、径が大きなものでも最大2~3時間で完了します。

エクスパンダー・システム取付手順

  • A.両端のボルト(またはナット)を締め付けて行くとテンションワッシャーがスリットの入った拡張スリーブを内側に押し込んで行く。
  • B.ピン軸両端がテーパー形状になっているため、拡張スリーブが押し込まれると、軸のテーパーに沿ってスリーブが広がり、ピン穴内の隙間を埋める。
  • C.取付後、一定時間経過後にボルト/ナットの増し締めを行うことで、エクスパンダーが可動部に馴染み、安定度が格段に高まる。
  • D.ボルト/ナットを緩めると拡張スリーブも元の形状に戻るため、車両メンテナンス時にも一般的なピンより遥かに短時間で取外しが行える。

よくある質問

お客様からのよくある質問に動画でお答えします。ページ下部のフォームより概算見積をご請求いただければ、概算見積と共に更に詳しい内容のQ&A資料をお送りいたします。エクスパンダーは将来の摩耗再発も防止するため、可動部の修繕費も含めてご検討ください。

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