太陽のパワー: SIEMENSタービンで変換され、ノルトロックで安全確保

産業規模のタービンの組立てには、何エーカーものスペースが必要とされる。また、太陽エネルギー・バイオ燃料・石油ガス部門では、一般に30年以上となる製品の使用寿命を確保するため、何千体ものボルトやワッシャーの取付けや締付け作業が必要となる。

スウェーデンのフィンスポングにあるSiemens社のタービン工場は、急速に成長する太陽エネルギー産業に蒸気タービンを供給する主要サプライヤーの一つである。ガスタービンをも製造するこの工場は、タービンに使用するボルトが確実に所定の位置を保持するためにノルトロックを頼りにしている。伝統的なボルト締結方法と比べ、人件費をほぼ80パーセントも削減することができた。

蒸気およびガスタービンは、下加工された鉄鋼部品から組立てられる。これらのタービンは、太陽熱・バイオマス・石油・ガス発電所で桁外れの圧力と温度の中で駆動して発電する。以前は、ボルトの緩み止めに折り曲げ座金(タブワッシャー)が使用されてきた。ボルトを締め付けた後にボルトの戻り回転を無理やり止めるために、座金を折り曲げてボルトヘッドにくっつける。

「ノルトロックのワッシャーのような小さな物がこれほど利益に繋がることが驚きです。莫大な時間を節約し、その上安上がりです」とフィンスポングのSiemens Industrial Turbomachinery AB社で研究開発を担当するマーティン・リンドベックさんは言う。

どれだけ綺麗に整頓された工場の中を見てもボルトだらけだ。「ノルトロックのワッシャーの使用で多くの時間を節約します」とフィンスポング工場に働いて14年になるベテラン、二クラス・ルンドボムさんは言う。「簡単で且つ効果的なソリューションです」。

蒸気タービンは、圧縮された蒸気から熱エネルギーを引き出し、発電機を駆動するための旋回運動に変換して電気を生み出す装置である。逆向きのファンに似ており、電気を起こす旋回運動を伝達するブレードを回転させるために熱い圧縮蒸気を使用する。蒸気タービンは、太陽熱発電のための鍵となる構成部品だ。いわゆる集光型太陽熱発電所(CSP)では、タービンを駆動する蒸気を生み出すために、水、また時には石油や液体ナトリウムが、パラボリック・トラフ方 式、リニア・フレネル方式、または太陽熱タワー方式の3つのことなる方法のどれかで太陽光線を集中する太陽電池パネル、または鏡によって加熱される。どの方法でもタービンを駆動する蒸気を生み出すために太陽エネルギーが使われる。

興味深いことに、熱は、例えば溶融塩を満たしたタンクで何時間も保存することができ、これは太陽が輝いていない時にも太陽熱発電所が電力を供給できることを意味する。この方法で発電された電力は、二酸化炭素などの汚染物質を発生しない。

1年間の生産予測によると、フィンスポングで製造された蒸気タービン4機のうち2機が太陽熱産業内で使用されることになる。「太陽エネルギー市場は、周期的で政府の補助金に高く依存していることで悪名高いです」とSiemens Industrial Turbomachinery社の産業用蒸気タービン担当のゼネラルマネージャー、ラーシュ-ヨーラン・ショーベリィさんは説明する。「しかし、形勢に恵まれてきました」。

「世界中で生活水準が向上するに連れて電力への需要が途方もなく増加しました。またバイオマス・風力・太陽熱による再生可能なエネルギーが進むべき方向であることには皆、賛同しています」とショーべリィさん。

フィンスポング工場で組立てられているSiemensの蒸気タービンの中では、南カリフォルニアのBright-Source Energy Inc社のイバンパ太陽熱発電所のための123-MW型蒸気タービンを特記すべきだ。発注されたのは、特に荷重の変動、および太陽エネルギー発電に典型的である頻繁な起動と停止に適したSST-900型蒸気タービンである。

ガスタービンの分野では、Siemens Energy部門がスウェーデンのフィンスポングで2010年11月18日に新しい産業用ガスタービンを導入した。37メガワット(MW)の許容量を持つSGT-750によってSiemens社は、5から50MWの電力を提供する産業用ガスタービンの製品種目の隙間を埋めることになる。広範囲な用途を持つこのタービンは、発電および機械の駆動どちらにも利用できる。この新しい開発は、経済的な成長力と環境への優しさのみでなく高レベルの可用性と信頼性を提供する。

データ: SIEMENS INDUSTRIAL TURBOMACHIERY 社、スウェーデン、フィンスポング
事業内容: 太陽熱・バイオマス・石油・ガス部門で使用される産業用蒸気およびガスタービンを製造
所属: SIEMENS社エネルギー部門(2010年度の収益:255億ユーロ)
蒸気⁄ガスタービン製品範囲: 50から250MW⁄15から50MW
タービン重量: 最高200トン
タービン長さ: 最高24メートル
蒸気⁄ガスタービンの年間生産数: 20機⁄40から50機
従業員数: 2,700人
買収: ALSTOM POWER社(2003年)

ビジネス面からの主張

以下は、ノルトロックのワッシャーがフィンスポングのSiemens社にもたらす利点です。

  • 時間の節約-他のボルト緩み止めシステムと比べノルトロックのワッシャーは、20倍早く取り付けられる。
  • 使い易さ-取り付けが容易でお客様の現場でタービンのメンテナンスも容易になった。
  • 低コスト-1度しか使用できない折り曲げ座金(タブワッシャー)と比べて80%のコスト節減を達成。
  • 安全性-ボルトが緩まないことを100%保証。
  • 腐食しない-ノルトロックのワッシャーは、標準として亜鉛コーティング「Delta Protect®」を使用しており、高い耐錆性を持っている。




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