タフな業界向けの

鉱業界では、ダウンタイムの1分1分が収益の損失につながり、たった1個の締結部材が緩むだけで、かなりの費用がかかります。これが、ジョイ・グローバル社がボルト締結に対し妥協を許さない理由です。

露天掘りでは、大きく頑丈な機械が堅い岩を叩きつけ、打ち砕き、ドリルで穴をあける音が絶え間なく続く以外、ほとんど何も聞こえません。鉱物は、何百万年もの間手つかずのまま地中深くに埋もれているため、抽出にはかなりのパワーが必要となります。平均的な採掘現場の機械や車両は、極限荷重を持ち上げる、絶え間ない振動を受けるなど、これ以上ないほど過酷な作業条件にさらされています。地表を少しずつ削り続けるため、全体の地形はがらりと変わり、人工の深い峡谷が出来上がります。

採掘を「ビッグ・ビジネス」と称するのは、かなり控えめな表現です。原料資源の安定的な供給を当てにするすべての産業が関わっています。生計を立てるために鉱業に頼っているすべての国や地域が関わっています。事実、人類文明の継続的な開発・産業化は、地表を深く掘り下げ、地表の下から資源を抽出する私達の能力の上に築き上げられているのです。

最終製品への依存がかなり大きく、故障や遅れが重大な影響を及ぼしかねないため、すべてが滞りなく進んでいくことが不可欠です。「1分1分をドル換算することができます」と話すのは、ジョイ・グローバル・サーフェス・マイニング社のシニア・エンジニア、ニコラス・デイムさんです。「1時間の遅れは数千ドルの損失になるため、アップタイムは極めて重要です」

125年以上の間、ジョイ・グローバル社のP&H製品は、信頼性と生産性が業界最高レベルであると評価され続けています。実際に、世界の露天掘りの9割以上が、P&Hブランドの設備を使用しています。同社の成功は、業界の過剰需要を理解すること、そして継続的な生産を可能にする機械の製造を行うことで築き上げたものです。同社は、ボルトやナットに至るすべての部品に細心の注意を払うその姿勢に誇りを持っています。すべての部品の能力やパワーが必要であるため、最大機械であっても、たった1個のボルトが緩むだけで、休止に追い込まれてしまいます。

長年、P&H製品は、ノルトロックワッシャーを使用して、過酷な振動を受ける電気ショベル上のブームに、ギアボックスを接続しています。以前は、防振用の特別なねじを使った締結ソリューションを採用していました。しかし、これには独特のタップが必要でした。ブームが出荷されると、ねじ穴に潤滑剤を詰めて、防食する必要がありました。組立作業員はこのタップまで手が届かなかったため、標準ねじを使って腐食防止剤を除去しなければならず、これが、ねじが外れる原因にもなっていました。稼働中は、どのタイプのねじがねじ穴に入っているか確認することは不可能でした。

「ノルトロックによって、こうした懸念は完全に払拭され、抜き打ち検査をして正しく装着されているかを確認できるようになりました」と、ニコラス・デイムさんは話します。「これは、安全性を確実に与えてくれる、実績のある低リスクソリューションなのです。また、扱いやすさも向上し、時間の節約にもなります。いずれにしても当社はワッシャーを使用していたため、緩みリスク排除のためにノルトロックワッシャーに交換するのは簡単なことでした」
ジョイ・グローバル社の最新かつ最大の電気採掘ショベル、P&H 4800XPCは、重さ135トンの機械です。前身モデルの120トン4100XPC ACと比較して、最大20%の生産性の向上を実現しつつ、1トンにつき5%のコスト削減が可能となります。

P&H 4800XCPについては、ジョイ・グローバル社は、ノルトロックの新しいXシリーズに移行することにしました。「私はこれを、すでに優秀な製品の最新版と捉えています」とデイムさんは付け加えます。「同じ特性を持ちつつ、リラクゼーションの問題を排除するという付加価値が付いているのです」

ジョイ・グローバル社は、ギアボックスにノルトロックワッシャーを使用しているだけでなく、故障を起こしやすい箇所であるクローラーに、スーパーボルトのテンショナーも使用しています。

「これもまた、扱いやすい締結部材です」とデイムさんは続けます。「というのも、これは標準ボルトであるため、現場の組立作業員になじみが深く、すばやく締め付けることができるからです。数分の内に、簡単に取り付けが完了します」

重要な締結部の安全がすべて確認されて初めて、P&H社の機械は、世界で最も重要かつ厳しい業界において生産維持を行うという、一番得意なことを成し遂げることができるのです。 

データ: ジョイ・グローバル・サーフェス・マイニング社
事業内容: 業界での実績が125年を超える、世界をリードする露天掘り設備メーカー。
所属: ジョイ・グローバル社
設立: 1884年

ビジネス面での利点

  • 実績のある安全性 – 防振およびリスクの大幅削減。
  • 装着が簡単 – ねじ穴不要。
  • 目視 – ボルトが確実に締結されているかを簡単に確認可能。

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